相模原のブルーベリーで素敵な1杯をつくろう!学生が生んだブレンドハーブティー「まいべるび」
- 2月20日
- 読了時間: 4分
更新日:2月24日
麻布大学・食品生命科学科では、2年次に「食品開発PBL・同実習」という授業を行っています。
PBLとは Project-Based Learning(課題解決型学習)の略で、学生自身が課題に気づき、解決策を考え、試行錯誤を重ねながら成果物を作り上げる実践的な学びの形です。
この実習では、商品企画から製造・販売までの一連のプロセスを学生自身が体験し、食品開発の現場で求められる力を身につけていきます。
相模原産ブルーベリーを活かしたブレンドハーブティー開発
今年度、初めての取り組みとして実施したブレンドハーブティー企画では、「地産地消による相模原のPR」を目標に、相模原市で栽培が盛んなブルーベリーをテーマに選びました。
学生たちは、相模原市の農園で収穫したブルーベリーを主役に、専門家のアドバイスを受けながら、ブレンド案の検討を重ねました。


授業のはじめには、シングルハーブの試飲を通して、それぞれの香りや味の特徴を体感しました。
その後、ハーブティーのブレンダーより、相模原産ブルーベリーの特性を活かした6種類のブレンド案が提示され、実際に試飲しながら香りや味のバランスを評価しました。
「どんな人に、どんな場面で飲んでもらいたいか」を軸に議論を重ね、商品コンセプトを具体化していきました。


選ばれたルビー色のブレンド
各ブレンド案について、味や香りの特徴を整理したポジショニングマップを作成し、各自が「推しブレンド」を提案するコンペティションを実施しました。
より多くの人に選ばれる商品であるか、という視点を重視し、専門家・教員・学生による審査を経て、商品化するブレンド案とコンセプトを決定しました。

商品名は、「私の」を意味する「My(まい)」とブルーベリーから生まれたルビー色のしずくを表現した造語「べるび」を組み合わせて「まいべるび」と名づけました。

パッケージデザインも学生の手で
パッケージデザインも、相模原産ブルーベリーとターゲット層である若者を意識し、デザインを得意とする学生を中心に検討しました。
複数のデザイン案の中から、最終的には学生による投票でパッケージデザインを決定しました。
味・香り・見た目まで含めて「商品」として完成させる経験は、従来の実習では得られない実践的な学びとなりました。

実際に売って、反応を知る
完成した商品は、10月下旬に開催された学園祭で実際に販売しました。
当日は、ホットティーに加え、冷たいアレンジドリンクも2種類用意しました。


一つ目は、炭酸で割り、ベリーを添えた見た目も味もかわいらしい「きゅーてぃー」。

もう一つは、レモンとりんごの果汁を使った、さっぱりとした味わいの「れもっぷる」です。

2025年11月9日に開催された「第61回相模原市農業まつり」でも、学生が自ら考案した「まいべるび」をブースで紹介・販売しました。


ハーブティーに馴染みのない方にも試飲をしていただき、「おいしい」「香りがいい」といった声を多くいただきました。
中にはリピートして購入してくださる来場者もおり、こうした体験は学生にとって大きな自信につながりました。
アレンジドリンクについては、下記の記事内で紹介しているレシピを参考に、ご家庭でもぜひお楽しみください!
また、ご自宅ではロールケーキとのフードペアリングもおすすめです。
ドーナツやパウンドケーキ、チョコレート、クッキー、しょうゆせんべい、バニラアイスなど、さまざまなお菓子との組み合わせを試した結果、「まいべるび」と最も相性がよかったのは、シンプルなロールケーキでした。
フルーティーな香りとほどよい酸味が生クリームのまろやかさを引き立て、爽やかな後味がロールケーキの甘さを軽やかに締めくくります。
ぜひ、お試しください!


学びの成果を社会へ
食品開発のプロセス全体を実践することで、学生は商品づくりの奥深さだけでなく、消費者の反応を肌で感じることができます。
単に技術を身につけるだけでなく、地域や社会とのつながりの中で学びを深めることで、自ら考え、表現する力が育まれています。
「まいべるび」は、小田急線相模大野駅にある相模原市のアンテナショップsagamix(さがみっくす)にて、2026年1月より販売中です。
ぜひ、お手に取っていただけたら幸いです。

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