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食品開発PBL実習ご紹介

食品開発をイチから体験できます!

この実習では、「中華まん」を題材に、商品の企画・開発・製造・販売の一貫した食品開発の流れを体験することができます。製造した中華まんは、大学祭で販売します。

中華まん専門メーカーである東葛食品株式会社様に学術指導の協力をいただき、食品開発の専門家の視点や工場における衛生管理技術を学ぶこともできます。

 食品開発や衛生管理のノウハウを身に着けることに加えて、食品開発に伴う様々な課題を通して、課題解決能力や他者とのコミュニケーション能力を身に着けることが目的です。

PBLとは、課題解決型学習(Project Based Learning)の頭文字をとったものです。

​歴代の開発テーマ

2022年

・大豆ミートを使った中華まん  

代替肉の一つである大豆ミートは、環境負荷や多様性の視点から、近年注目が集まっています。

レシピ開発と試作

班を会社に見立てて、社名やロゴを考えるところから始めます。
テーマに合わせて、各班自由な発想のもと、中華まんのコンセプトを考えていきます。
中華まんのコンセプトが固まったら、レシピを作成し、企画内容のプレゼンを行います。
外部講師の東葛食品株式会社様にもオンラインで参加いただき、コンセプトの明確化、食材の吟味の仕方、作り方など、細部にわたって直接アドバイスをいただきます。

レシピが固まったら、試作を繰り返してレシピの改良を行います。
味の調整や餡の硬さなどの「おいしさの向上」のほかにも、製造のしやすさや、コンセプトの再確認を行います。
製品として売るための厳しいステップを肌で感じ、とても勉強になる試作会です。

食の機能

本製造

東葛食品さんの工場に赴き、試作を重ねた中華まんの本番製造を行います。

実際の工場での生産工程や衛生管理なども見ることができ、大変勉強になります。

商品販売

大学祭での販売に向けて、栄養価計算、販売価格設定のための計算、パッケージデザイン、屋台準備、販売当日の役割分担など、細かな打ち合わせを行って当日を迎えます。
販売する中華まんは、例年好評をいただき、開始数時間で売り切れてしまいます。
大学祭が終わったあとは、売上・利益計算やアンケートの集計を行って、反省点を振り返りながら成果報告会を行います。

中華まんを紹介