私のおすすめスポット『麻布大学いのちの博物館』;島津德人准教授【教員コラム05】
ブログを読んでくださっている皆さん、こんにちは。 今日は、教員の知られざる一面を紹介する教員コラムの第5弾で島津先生の登場です! それではどうぞ! 大学生時代に獣医解剖学の研究室に在籍していたこともあり、動物の骨格標本を眺めることが好きです。骨格は支柱・梁・土台・てこの原理を組み合わせた構造躯体となっていて、多くの動物の体内にこの躯体が組み込まれています。そして、この躯体がベースとなって、長い年月をかけて多種多様な動物のからだが形づくられてきました。からだの「形」と「働き」はお互いに切り離せない関係にあります。からだの「働き」は形の相互作用から生み出され、ある「働き」を果たすためには最適な「形」が必ず存在します。長い進化の過程で無駄が排除された骨格には、さまざまな働きによって生み出された美しさ、“機能美”が備わっています。つまり、骨格は精密な仕組みに伴う機能美を備えた究極の身体装置なのです。私はその骨格の持つ神秘的な機能美に魅了されるのです。 麻布大学には、創立125周年を記念して設立された「いのちの博物館」があります。獣医系、生命環境系の大学と